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社長コラム

SPEED&QUALITY

掲載日:2025/10/02
更新日:2025/10/02
J.MIZUNO

仕事のスピードを上げることは全てのクオリティが向上するということだが、まだまだ理解されていないように感じる。再確認のためにも今回は書いておこう。

① なぜ弊社(私)に発注いただけたか?を明文化しよう。

継続の顧客だからとか社長経由だとかの表面的な理由ではなく、弊社に何を期待してくれているのかの理由を明確にする。できれば直接聞いてみるのもいいかもしれない。私は新しい顧客、新しい取り組みに関しては、「なぜ弊社にお声をかけてくれたのですか?」と聞くようにしている。つまり、それが顧客の弊社(私)にいただくミッションである。期待しない人にはモノゴトを依頼しないのが人間の基本行動であるし、期待に応えようとするのが人の性だと思う。顧客の期待される(意図する)モノコトが弊社の“納品物でありミッション”なのだ。これを見誤ると一仕事的な相手を無視した自分勝手な解釈と進め方となることは想像できるし、それが“納品物”に現れる。よって期待外れという結末に。まとめとして、このフェーズで相手の言葉に出した要望と、言葉さえしないが相手の隠れた期待感を感じ止め、明文化することが全てのクオリティ(見積・スケジュール・対応をはじめ、最終的な納品物)に影響をするということである。だから、一番大事な仕事なのである。

次回は②それを実現するための計画(スケジュール)を練ろうに続く。