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社長コラム

この世で一番怖いもの

掲載日:2026/01/15
更新日:2026/01/15
J.MIZUNO

 高校生になって最初の担任の先生挨拶の中で「世の中で一番怖いものは何だ?」と質問があった。戦争、天災とかいろいろな答えが出た。私はなんと答えたか?「親父」だった。その直後に先生は「この世で一番怖いものは自分だ」と。なんとも自分が情けない思いをしたことか。今になってわかる。よくわかる。

 人間って楽したがるってことはわかる。一番楽なのは自分の思ったことをすることである。思いつきで好きなことことをやること。逆に嫌いなこと、苦手なことは決してやらない。幼い子どもを見ればわかる。(幼くなくても大人でもよくある)もちろん現在の自分の中にもそういう側面は存在している。

 今年のテーマ「仕掛ける」はこちらから人を動かすことができるようになろうというものだ。分かりがよいから逆の面から言うと、今までの我々の仕事は受注型であるからお客様の言う通りにやればお金がもらえたのである。言われるままにやることがなんと楽なことか。それは結果を考えなくてよいのである。結果に向かうために何をしようか考えなくてよいのである。

 「仕掛ける」ことは正に自分が目的を把握し、結果を求め、何をいつまでに達成するのか決めることである。そして、その企画をお客様に響かせることなのだ。

 そこで「この世で一番怖いものは自分」ということになる。仕掛けるには自分を律しないとできない。35年前に先生から言われたことも、今自分が認識していることも同じである。まずは自分を律しないと勉強もできない。経営もできない。

やはり律することのできない自分が怖い。