
高校2年生の秋、アルバイト先で、中年の社員さんに言われたことを今でも忘れない。「水野くん、これから社会にでていくと思うが、これだけを伝えよう。“使われる箒(ほうき)”になれよ。」
人から声をかけられ、何でも頼まれやすい人になれ。ということかと当時は解釈した。その通りだと思って実践してきたように振り返れる。
それから30数年が絶ち、たぶん当時の社員さんの年よりも上であろう年になって思うことはこうだ。
人は人によって成長する。人の輪の中に居れる人になること。そして、人から声をかけられやすい自分でいること。声をかけられやすいとはどういうことかも考えた。使われる箒とは、人から信頼され当てにされる人になるということではないか。
当時アルバイトの分際の私にそんなありがたい言葉を贈ってくれた上司の方には本当に感謝している。
J.MIZUNO