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社長コラム

経費は使ってナンボ?

掲載日:2015/11/08
更新日:2026/01/17
J.MIZUNO

 地元西浦町で公民館の体育委員を長年やっている。一年を通して町民体育大会やスポーツイベント等を運営しているが、来年度その予算が削減されるという。蒲郡市側より通達があったようだ。それを承けて来年度はイベントの縮小や取りやめも致し方ない状況である。一方、市内の小中学校の予算も削減されているようだ。少子化の影響もあるだろうが校庭の草刈りも校長先生が一生懸命にやっている姿をみるとなんとなく違和感を覚える。現在の市長マニフェストの最大公約の「堅実な行財政運営」だそうな。堅実なとは何ぞや?

 そんなことを考えながら市のHPを覗いたところ、またもや違和感を覚えた。市長の部屋の中に市交際費が開示してあるのだ。「市交際費とは、蒲郡市が行政執行上、あるいは蒲郡市の利益のために外部と公の交渉をするために要する経費として支出が認められているものです。市交際費の支出にあたっては、今日の社会通念や財政状況などを考慮して極力最小経費となるよう努力するとともに、慶弔などについては……」わたしは交際費を極力最小に抑えています的な開示の仕方。しかも年間交際費予算は500,000円だ。たったの。中にはひと月0円なんて月もある。もはや仕事をしていないとしか考えられない。

 市の利益のために外部と公の交渉をするためだったらもっと使ってよい。むしろ積極的に使うべきである。削減すべき経費と使わなければ手に入れられない利益のために増やす経費。これがわかっていないだろうか?行政の利益とは税収等のお金の面もあるだろうが、市民の豊かな暮らしをサポートし喜んでいただくこともまた利益だと思う。

 経費削減という一言で片付けることは馬鹿げている。経費は悪ではない。使う目的、意義があるのだ。細かな金額にもそれを元手に何を手に入れるかがわかっていない人が悪である。