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社長コラム

モーレツ社員

掲載日:2018/04/08
更新日:2026/01/17
J.MIZUNO

 人口減による労働力人口の減少は経済活動や国力低下に大いに影響する。また、ハラスメントや長時間労働による過労死、自殺は大きな社会問題である。これが現在の労働状況(ほんの一部)である。

 「モーレツ社員という考え方自体が否定される日本にして行きたい」と安倍首相は言った。今の状況を鑑みると首相の発言も理解はできる。しかし、バッサリとそれを否定することはいいだろうか?モーレツに働く姿は決して悪くはない。時代が変わっているが、私の小僧時代には残業数を自慢する先輩もいた。本気で自分のスキルを磨こうと一生懸命な姿は羨ましくも感じたものだ。仕事が終わって飲みに誘ってくれて、また仕事の話。当時はうんざりした記憶もあるが、今振り返ってみると、なぜそこまで仕事に没頭できたのだろうかと思うし、その時代のバイタリティというか猛烈さに感服する。もちろん仕事の量もあったが、自ら率先して取り組むことと仲間意識で周りの仕事を手伝う姿がそこにあった。

 モーレツさは肉体生産的なものから、頭脳生産的なものに変わっているかもしれない。モーレツに脳力を使わなければいけない時だと思う。

 ハラスメントによる長時間労働の是正や個人に合った働き方の改革は当然必要だと思う。しかし、その一編だけを切り取ったモーレツ社員の否定の報道は「ほどほどの働き方」を助長するようにとられかねないと危惧するのは私だけであろうか?