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社長コラム

やはり、上達するには数をこなすことだ

掲載日:2025/04/11
更新日:2026/01/08
J.MIZUNO

 少年野球指導歴26年のキャリアを持つ私だが、25年前とは指導方法が様変わりした。今は組織立ってチーム運営をしているので、私は現場とは違う立場で子どもたちを支えている。柔軟トレーニング、体幹トレーニング、フィジカルトレーニング等々、科学的に根拠のあるトレーニング方法を取り入れ、ボールを触る前のトレーニングに時間を割くようになってきた。その後にようやくキャッチボールから実践的な練習に入るのだ。昔から私は実践前の1時間はボールを触らないトレーニングを推奨してきたが今は当たり前になったようだ。しかしながら私がやってきたことの数倍も根拠のあるトレーニングを若い指導者は取り入れていて、非常に勉強になるし、頼もしく思っている。

キャッチボール、バント、ペッパー、ノック等の練習はメニュー通りに進めていて、時間が短いのだ。私が、「もっと“ねちっこく”やった方がいいのでは?」なんて言うと「それは昭和の練習方法ですよー」なんて返されるのが毎度のオチだ。しかし、私は一つのことに時間をかけて数をこなすことが成長すると今でも思っている。もちろんやり過ぎは怪我の元だからいけないが。

なぜ“数”か?というと、最初は練習の意図も分からないが、数をこなしていくうちに“気づき”が降臨してくるのだ。 “気づき”は上達の第一歩で、気づくから次はこうやってみようと自ら考えて、やってみるという行為に至るのだ。そしてこの気づきの連鎖が成長につながる。要は、練習とは如何に気づかせるかと言うことかもしれない。例えば、ボール1球を打つだけでは何の気づきもないが、50球、100球となれば何か感じるはずだ、これを毎週繰り返せばさらに気づきのきっかけは増える。