
昨年度秋から取り組んでいる、一新した受注管理システムが今年から本格的にスタートした。今回の改善点の一つとして“なぜ弊社に依頼していただけたのか?”の項目を上位に入れ込むことになった。これは私の肝入りと言っていいほど拘るポイントなのだ。言い換えれば“なぜ選んでいただけたのか?”である。クライアント側からみれば、選ぶ理由があるはず。早い安いとか、いいものをつくってくれるとか、以前からお付き合いがあるとか等々そんな薄っぺらな理由を認識することではない。課題解決に応えてくれるという期待感なのだ。その理由を我々が理解しているかしていないかでは大きく仕事の進め方が変わると思う。人間は自分が期待され、理解したらそれが叶うよう動くようにできているものだ。友人からの相談は親身になって受ける、しなければならないのではなく自然とそうなるものだ。だから、弊社の指針の中には“・・・すべての関係者には親友のように接し・・・”とあるのだ。こんな関係が繋がっていけば人生素晴らしいとつくづく思っている。
話を戻そう。クライアントの想いを汲むことができれば、仕事の大半はうまく行くということである。その期待感も含めた想いを反映した企画書作り、それを達成するためのスケジュールと見積積算になると、今回から期待を込め、その項目を上位に入れることになったのだ。