年イチイベントのサイト運用を手間なく、効率的に。
蒲郡商工会議所様主催で年に一度開催されている三河繊維の総合展示会「テックスビジョンミカワ」のオフィシャルサイト運用をお手伝いさせていただいています。
エリアの繊維産業を盛り上げる官民共同のイベント
「テックスビジョン」。
蒲郡の主要産業の一つに繊維産業があることは多くの方が知るところでしょう。
そしてそのエリア内の関連業者が一堂に会して年に一度開催されるのがこの繊維総合展示会「テックスビジョンミカワ」。
撚糸、ロープ製造、織物製造、企画、卸などさまざまな業者がそれぞれに自慢の製品を持ち寄り、多くの一般参加者とともに2日間を盛り上げます。
産元ならではの良質な商品が市場よりも割安で手に入る「産地バザール」、子どもたちの経験値を上げ職業への意識づくりにもつながる各種の体験教室などさまざまな人気企画があり、毎年楽しみに来場される方も多くいらっしゃいます。
多くのイベントがそうであるように、告知は市の広報をはじめSNSが主戦場であるものの、一般参加者の皆様への最も信用に足る情報源として、オフィシャルサイトの運用は欠くべからざるもの。
ここまでも毎年、一定の予算を投じてオフィシャルサイトの運用をしてきていました。
1つのフォーマットで複数年、
毎年違うイメージのサイト演出ができないか。
いわゆる企業サイト等の運用とはかなり異なり、イベントサイトはテーマが変わるたびにまるっとイメージを一新し、メインビジュアルはもちろんコンテンツも総入れ替えになります。
しかもコンテンツが大きく動きアクセスが集中するのは1年のうちにイベント前後の数ヶ月だけ。
全国規模で予算と手間が潤沢にあるイベントであれば毎年新たなサイトをイチから作るケースも多いものですが、本案件はローカルであり関われるスタッフ数にも限りがあることから、できるだけローコストでの運用が求められました。
そこで、複数年にわたり1つのフォーマットを利用して、コンテンツを入れ替えながら新鮮味を出していけないか、というのがお客様からのご要望でした。
そこでご提案させていただいたのが、いわゆるHTMLベースの静的ページをいっさいなくし、コーディング等にかかる予算を最低限とし、全ページにワードプレスを活用し、CMS(コンテンツマネジメントシステム)によって全コンテンツを都度一新していく方法でした。
コンテンツの中身について古いものの公開をやめ、新しく作った記事を公開していくのと当時に、メイン画像の差し替えや、いくらかのカラーマネジメントとテキスト入れ替えにより、コーディング等を新しくしなくてもサイトの見た目を大きく変えることを可能にしました。
シンプルなサイト構成で
イベントの全体像をわかりやすく。
トップページに期間内に行われる企画の概要を全て羅列することで、サイトにアクセスした人が一見でイベントの全体像を把握できるように構成、詳細が決まらない小企画についてもカミングスーンで掲載することで期待感を醸成できるようにしました。
また、イベントのホストとなる出展者の皆様もトップページで全員を紹介し、個別ページを介して各出展者のサイトに誘導できるようにするとともに、歴史あるイベントの開催歴がアーカイブで見られるようにもしています。
こちらのサイトにおいて弊社でお手伝いしているのは、サイト本体の企画構成と運用とコンテンツの編集のみで、メインビジュアルの作成や写真等はイベント企画運営会社によります。
サイトの運用方法にはさまざまなパターンがありますので、常にお客様とともにベストな方法を探っていければと考えています。


