近頃、SNS界隈では「おっさんビジネス用語」なるものが話題になっているという。例えば岸田文雄前総理が演説で使っていた「一丁目一番地は経済です」。一丁目一番地？『何言ってるんだろ、地図の話？』そう思った若者もいるかもしれません。先輩社員が仕事を円滑に進めるために培ってきた表現の数々。若手社員には中々意味が通じにくくすれ違いを引き起こしやすいかもしれません。

　こうした「おっさんビジネス用語」が原因で、会話がすれ違った経験があると答えた人は、20代で約5割、40代以上では7割以上にのぼり、多くの人が世代間のギャップを感じているといいます。我々おっさん世代には懐かしく、一方若い世代には新鮮に感じられている「おっさんビジネス用語」。緊張した場面を一瞬にして和やかにする効果を持つ言葉も少なくありません。略語・擬音語・野球・相撲・麻雀・時代劇などから派生したものが多いのも特徴の一つです。

　ときとして、若者たちに意味が伝わらない「おっさんビジネス用語」。あなたも知らないうちに使っていませんか？そこで、今回は代表的な「おっさんビジネス用語」を紹介したいと思います。