昨年11月に1カ月間かけて多くの市民が参加し、完成した堤防アート。実はこの場所には、これまで33年前(1991年)の市内小学6年生が描いた壁画がありました。年月が経ち、汚れや剥がれによってほとんど見えなくなっていた33年前の壁画。この度市政70周年を記念して、古い壁画を描き直し、新しい堤防アートが誕生しました。

テーマは「蒲暦(がまこよみ)-30年後も愛し続けたい蒲郡-」。蒲郡の24節気72候をイラストにしました。事前に応募した市民グループのテーマに沿ったオリジナルイラストと、オープン参加(色を塗るだけ・マルを描くだけなど)の市民がみんなで完成させたイラストを合わせて72の蒲郡の姿が1つの絵になっています。
私たち水野印刷工芸は、夏のエリアの「西浦シーサイドロード」で参加。社長の愛犬ゆきちゃんがシーサイドロードを散歩したり、社員の車に乗って(社員全員、自分の車を描いています)景色を楽しむ様子を6mの堤防に贅沢にねじ込んで表現。晴れた日にはこの場所から見ることもできる富士山(夏には見づらいようですが…)や、三河湾でよく見られるスナメリもこっそり描かれています。また、左右の別グループのイラストをこっそり拝借し、お隣さんと自然に絵が繋がるように工夫したのも見どころの一つです!通り掛かった際には、ぜひ見てみてくださいね。
今後、市政100周年、つまり30年後まで残る予定の今回の堤防アート。30年後も素晴らしい蒲郡であることを願っています。