
固定費とは売り上げに関係なく継続的、固定的にかかる費用のことである。一般的には固定費は悪と捉えがちである。よくあるのが売上は多く、仕入れは安く、固定費は抑えて。なんて公式は誰でも理解できる。
“お金は使わなければ入ってこない”ってことはよく言ったものだ。みなさん宝くじは買ったことがあると思う。なんで買うのか?ほとんどの人がこう答えます。『夢』を買っています、と。1枚購入で4億円が当たる確率は1千万分の1だそうで。愛知県の人口が751万人というから相当な確率なのだ。皆、途方も無い確率だとわかっていながら夢を求めて買うのである。それはそれで個人の小さな楽しみであり、発表までの期間は当選後の現実離れした壮大な夢を肴に過ごせる訳だ。それなら安い出費かもしれぬ。
一方、経営の世界ではそうはいかぬ。宝くじがギャンブル的ならば、経営では投資である。共通項は『夢』であろう。固定費はイコール投資である。『夢を叶える』ための投資であるとするならば積極的にお金を使うべきである。しかも“叶える”が前提だから戦略的に計画的に投資しなければならない。逆に投資しなければ何もリターンは無いし、いつまでも“今”が続くわけでも無い。
結果の保障されない投資にお金を使うのは不安だし、勇気がいる。だからあえてチャレンジという言葉で表現したい。採用も設備投資も交際費も全てチャレンジするには目的がある。何のために投資するのかの目的を見失わずにこれからもお金を使おうと思う。そうすれば、少なくとも宝くじよりは確率は高くなる。かも。
J.MIZUNO