
私の好きな詩の一つ、相田みつを先生の詩「受身・負ける練習」のくだりに、“長い人生には カッコよく勝つことよりも ぶざまに負けたり だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです。”とある。全くもってその通りだと思う。振り返ってみても受験やら、失恋やら、部活やら思うようには中々行かない。要は人間は負けながら成長していると言ってもいいかもしれぬ。
弊社で長年やっているMG研修の基本的な考え方に『行入と理入』がある。①まずやってみる(チャレンジ)②考えてみる(振り返り)③またやってみる④また考えてみる。の繰り返しということである。理屈から考えると行動に移せない。というか遅くなる。だからまずやってみて、それから考える。ということの連続・継続が大切だという。
チャレンジとは大なり小なり今までやったことのないことをする事である。チャレンジしてもうまくいくとは限らない。むしろうまくいかない事の方が多いのだ。チャレンジしなけりゃ負けもない。もちろん勝ちもない。要するに何も変わらないということだ。“人間は負けながら成長する”という理屈ならば、何もしないという選択はすなはち負けを意味する。成長しないということだ。前には進めない。だから勝つ方法は一つ“チャレンジする”ことのみだ。
追記
負け方や受け身の
ほんとうに身についた人間が
人の世の悲しみや
苦しみに耐えて
ひと(他人)の胸の痛みを
心の底から理解できる
やさしく暖かい
人間になれるんです。
出典「一生感動一生青春」(文化出版局)出版
J.MIZUNO