
すでに求職市場という池の中には魚はほとんどいないのである。昨年度11月発表値によると、有効求人倍率は1.56倍で求職者一人に対して1.56の求人数があるということである。
完全失業率は2.7%で、ほぼ気持ちのある人は職に就いている状況である。巷には(ネット上も含め)求人広告が溢れ、都市部ではアルバイトの時給も1,600円なんてところも現れている。我々のお客様もほとんどの方々が求人に応募が来ないと口を揃える。さらに、大手の人材会社は “条件は、今よりいい会社”などと転職を促すテレビCMまで流すようになってきている始末だ。
人手不足を補うのは何も採用だけではない。今までの経営や社内の空気を変えることに取り組むことで、社長をはじめメンバーの意識が変わると思う。かつて、中日ドラゴンズの落合監督の「10%底上げ」で優勝したように。同時に、会社のビジョンや商品の強み、さらに社員の良さを発信することで社会から共感できる会社にできれば、きっと人は集まることだろう。
結論、短略的に人を集めるということをする前にやるべきことがあるということである。
J.MIZUNO