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社長コラム

世の中は不要不急で成り立っている

掲載日:2021/02/08
更新日:2026/01/17
J.MIZUNO

■不要不急とは“どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと”とあるが果たしてどうであろう?コロナ禍では感染防止のため、なるべく人と接触せず、家にいてくださいという意味で、要は意味のない行動を控えれば、人との接触も少なくなるということか。確かにその通りである。

■おおかたの人間は不要不急が大好きなのだ。突然訪問してくる営業マンは不要不急の塊でしかない。自分の時間稼ぎに、いるかわからない、しかも買っていただけるかわからない社長を訪問するのだ。電話営業でも同じである。仕事の現場ではストレスなくできる仕事から手を付け、難しい課題は後回しにする。それで終業すれば居酒屋に直行である。暇な社長は昼間から仕事と称して人と雑談。夜はお付き合いと称して居酒屋へ。そうやって不急不要の時間を過ぎしているのだ。笑。これはこれで、ある意味いいのかもしれない。そうやって世の中は時間を浪費しているのだ。

■ここからが本題。不要不急の “不”を取ったら要と急となる。それは“必要かつ緊急”となる。これこそ大問題だと思う。これこそ緊急事態宣言だ。人はこの状態になると全てをほったらかしにして緊急事態に臨むのである。言い方を変えれば、この状態にならないと行動しないのだ。一番のストレスとなることがわかっているのに。仕事でもプライベートの場でも同じことが起きるのは身に覚えがあると思う。

 だからこそ、不要不急の時間を大切に使いたいと思う。それは準備のための時間なのだ。コロナ禍の緊急事態宣言はもしかしたら(政治家や国民の)準備が足りなかったかもしれない。