
物事には現状があって課題がある。課題があって解決案がいくつかある。仕事の依頼される場面でよくあるのが“予算内でできる限りできることを”的な問い合わせである。予算は重要な要素であるが、第一優先ではないと思う。まずは現状把握をし、その中での課題が多く存在するはずだ。その課題は原因と複雑に繋がりあっていて、その糸を解くように整理をするのだ。それから解決すべき課題の中でこれを解決すると一番効果的だという順位をつけて、解決案を練る。ここまでが前段で、それが出来た状態であるかを確認したい。
これが予算ありきで物事を解決しようとすると、目的は薄れて手法ありきで解決策を検討し出すのだ。正攻法とは逆のやり方で、本来の課題解決という面では効果は薄くなるはずだ。結局は無駄な費用や時間をかけることになる。
弊社の仕事の仕方は正攻法である。現状と課題、こうなりたい姿、その間にある課題を共有して解決策を話し合い決めていく。それからようやく見積書を作成するのだ。見積書は選定した課題の解決に対しての項目の積算となる。それから予算についての検討となるのだ。
仕事の現場でもそうだが、他の社会活動での会議でも同じことで、まずは目的を忘れないで発言や行動すべきであって、それを忘れるとついつい無駄な時間を費やすことになる。
J.MIZUNO